唱歌と永田の郷

◆2013年8月1日(木曜日)

唱歌 故郷 と永田の郷


『兎追いしかの山、小鮒釣りしかの川』 文部省唱歌「故郷」の一節です。誰でも一度は口ずさんでいるでしょう。小学校6年生の教材でもあります。北信濃の静かな永田の郷で生まれ育った高野辰之博士は、いつも「ふるさと」のことを思いやる、心優しき人でした。
望郷の念、両親や友への気づかい、そして出世の固い決意。故郷を離れ、東京で苦労する高野辰之博士の心情がありのままにうたわれています。
「兎追いしかの山(熊坂山・大平山といわれています)」。この有名な歌詞は、永田で行われた兎追いを歌ったものです。3月10日の陸軍記念日に、永田小学校の子どもたちは、雪の残る山裾をみんなで兎追いをし、村の大人がそれを射止めたそうです。また「かの川」は、班川であったといわれています。